金策院Reoと紐解く名著 「金持ち父さん 貧乏父さん」父さん 3人目 番外編:深淵の監視者

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金策院Reo

これはまだ私が「金策院」の名を継ぐ前、旅の途中で垣間見た深淵の物語だ。
君子、危うきに近づかず。まったくもって至言だな。
若かりし頃の話とはいえ、耳が痛い限りだ。

「金持ち父さん」シリーズ3本目の記事です。今回は番外編として、私が「深淵」というか「闇」というか、とにかく一瞬だけ交差したウシジマ君チックなエピソードを紹介します。ちょっとアングラなお話です。なお、この話は「こういう事がある」という注意喚起を目的に記載しています。スネーク活動を推奨するものではありませんので、くれぐれもご注意ください。
※ スパイ活動、隠密行動。元ネタはメタルギアソリッドの主人公の名前。

「金持ち父さん 貧乏父さん」に感銘を受けた私は、シリーズ本を全部読みました。また、本の中で紹介されていたキャッシュフローゲームに興味を持ちました。今思えばこの本を神格化しすぎていた気がします。当時、年収240万だった私はこの本を読んで夢を見てしまったのです。私は東京在住でして、ネットで探したところ近所でゲームのオフ会を見つけることができました。
※ あくまで主観ですが「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んで「何が何だかわからない」という人であれば、このボードゲームをプレイしても良いと思います。が、そういう人はたぶんリアル金策には向いてないと思います。あくまで主観です。

オフ会自体は和やかに進みました。そして、参加者の中にYさんがいました。Yさんは「金持ち父さん 貧乏父さん」に書かれている内容を実践しているそうで、自分のメンター主催のセミナーに出てみないか、と言います。

・人気のセミナーで普通は参加できないが、自分の紹介であれば参加できる。
・本にも書いてあるが、ネットワークビジネスは危なくない。
・自分も最初は迷ったが、自分の頭でさんざん考えた結果「やらない理由がなかった」。

※ ネットワークビジネスをWikiから引用すると「マルチ商法・MLMなど連鎖販売取引の総称」。金持ち父さん本シリーズのどれかに「ネットワークビジネスまじお勧め」みたいな事が書いてあります。もちろん、手を出さないほうが良いでしょう。

みたいなことを言っていた気がします。

「やらない理由がない」と、もっともらしいことを言っていますが、よく考えると割と後ろ向きに感じる言い回しです。

会話中に「ちょっと確認してみる」といってどこかに電話を掛けます。「参加枠がどんどん埋まっている。あと数名で締め切り」だそうです。あまりにテンプレな釣り針に、逆に興味が沸いてしまった私は「スネークしてみよう!」という気持ちになりました。そして
「正直まだ迷っているが、まずは話を聞くだけで」
とエントリーしたのでした。

セミナー当日、東京某所の裏路地にある雑居ビルに向かいました。ビルの周辺に2~30人の男女がたむろっています。人通りの少ない裏通りだったので、それだけの人数が集まっているのは異様です。実に近所迷惑です。そこでYさんと合流しました。よく見ると、私とYさんみたいな関係の参加者が結構いるような気がします(つまりセミナーの勧誘員と勧誘された参加者)。

セミナー内容はネットワークビジネスの説明と、セミナー主宰者(Yさんのメンター)のセレブっぷり紹介が半々くらいです。ちなみに主宰者と講師は別人です。なんでも主宰者はネットワークビジネスで成功しており、現在は不労所得で大金を得ているとか。世界を股にかけて各国の大物と情報交換して日々を過ごしており、今日も会合でこのセミナーには参加できないらしいです。いや、それ不労ではなくて働いているってことなんじゃないの?

サプライズイベントが発生します。なんと、横浜(だったかな?)で会合していた主宰者が、どうしても出席者に伝えたいことがあるそうで、急遽セミナーに駆けつけてくれる事になったそうです。盛り上げてくれますね。

主宰者の話は「自己実現」や「仲間意識」ネタが多かった気がします。自分はその昔すごく努力した。そして他人を誘導できる強力な技術を身に着けた。だから成功した、と言います。「この技術は強力すぎて悪用されると困る。皆の幸せを願う、善良な、信用できる友人にしか教えない」らしいです。

最後に、
「信じるな!疑うな!確かめろ!」
的な決め台詞で話は終わりました。疑われている自覚はあるみたいですね。

さて、セミナーも終わったことですし帰ってゲームしましょう、と言いたいところですが、Yさんが引き留めてきます。今から主宰者が常連参加者とカフェに行く、自分が口をきけば着いていけるので、話を聞きに行ったほうが良い、と。場所を聞くと表通りにあるチェーン店だったので、スネーク続行する事にしました。

ちなみにYさんはたびたび「自分が口をきけば」と言いますが、身なりが見すぼらしいのでそんな大物には見えません。私よりもかなり年上の方だと思うのですが、他の勧誘員的ポジショニングの方々と比べても、パッとしないというか、生命力を感じません。

カフェに行ったのは10名程度だったと思います。主宰者の話を遠巻きに聞いていましたが、しばらくすると、主宰者と数名の参加者が別のテーブルに移動します。Yさん曰く「あの二人はグループへの参加希望で、最終面談中」らしいです。「マインドコントロールじみた強力な技術を伝授することになるので、主宰者自ら見極めを行っている」とのこと。そういわれると、主宰者は厳しい顔をしており、二人は委縮しているようにも見えます。果たして、この二人はサクラなのか、ガチなのか、、、真相はわかりません。

さすがに疲れてきたのと、深入りしすぎているのでは?と怖くなってきました。後日、Yさんに「話を聞いたけどやっぱり私には成功するイメージが持てない」とお断りを入れました。

その後、強引な勧誘はありませんでしたが、後から「興味本位で危ない世界に踏み込んだ」と深く反省しました。私は運がよかっただけで、強引な勧誘やもっと酷い目にあった可能性も十分あります。以後、お金の匂いがする身元不確かなイベント(オフ会含む)には近づかないようにしています。

以上、「金持ち父さん」界隈の「深淵の監視者」でした。 
※ ダクソ3にいましたね。名作なので、やってない方は是非。

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